ひとりの日本人として

今回は新型コロナウイルスについての記事です。現在の考えを書いておきます。

一つ目は、youtubeを見ていると各国の新型コロナウイルス感染者に関しての動画が結構ありますが、動画の内容と動画内容についての外国人のコメントの両方共、殆どが検査数を考えずに感染者判明数だけで各国を比較して意見を言っているので、日本のマスメディアやネット民と同じ状態だと驚いています。勿論、この原因は熟慮せず短慮軽率に意見を言っているからですが、日本だけでなく世界でもその様な人達で溢れかえっている現状がよく分かります。前にも書いているように、総検査数や感染率を考えずに感染者判明数だけを見て比較する事は無意味です。

二つ目は、日本より新型コロナウイルスの直接的な影響を抑えていると思われる国は結構ありますが、其々の国の対策が日本より成功したとの結論を出すのは早計です。いつも書いているように、一部だけを見て判断せず全体を見る必要が有ります。今回の場合は、其々の国の昨年1年間総死者数を、新型コロナウイルス感染がなかったと思われる一昨年1年間総死者数と比較する必要が有ります。その上で日本の結果と比較して判断するべきです。昨年其々の国の年間総死者数が、一昨年の総死者数より増えているのであれば様々な要因が考えられ、一概に日本より成功したとは言えません。

三つ目は、日本で昨年の総死者数が一昨年より減少したのは、インフルエンザでの死者が減少した事が原因だと思っています。人口統計では毎年インフルエンザで亡くなる人は数千人ですが、実際は一部で言われていた死者1万人を遥かに超えた人が毎年インフルエンザ感染が原因で亡くなっていたようです。人口統計との違いは現在の医学では判断する事が出来なかったからでしょう。

四つ目は、現在世界ではワクチン等を作って新型コロナウイルス対策をしていますが、これからは徐々に今迄のインフルエンザが消滅して、新型コロナウイルス感染が新新型インフルエンザ感染として残っていくのでしょうか。今作られている新型コロナウイルスワクチンは従来のインフルエンザウイルス感染には全く関係無いのでしょうか。

五つ目は、日本人にとって今回の新型コロナウイルスがどれ位の脅威なのかがはっきりしていません。日本全体で過去のインフルエンザが流行した年と同じ様に今年一年過ごす事が出来れば、ある程度はインフルエンザとの違いが判明しますが現実には殆どの国民が納得せず不可能でしょうから、今年も昨年のようにマスメディアやネットの捏造情報等に反応して右往左往する一年になると思っています。

六つ目は、マスメディアやネットがウイルスの変異を問題視しているのを不思議に思っています。一般的な知識としてウイルスは変異するが殆どは感染力が強くなり毒性が弱くなる事がわかっていますから、マスメディアやネットが流しているこの情報で心配する国民がどれ程いるのでしょう。

七つ目は、ワクチンについて世界中で騒いでいますが不明な事が多いと思っています。現状は日本人にとってこのワクチンがどれだけ有効で、どれだけ危険なのかが分かっていません。又、このワクチンの有効期間が分かっていないので何時接種するのが良いのかも分かっていません。                        以上です