ひとりの日本人として

年が明けても、相変わらず新型コロナウイルス関連の話題が中心のようです

個人的には今でもインフルエンザとあまり変わらない伝染病だと思っています。

厚生労働省の統計で、インフルエンザに関する内容を調べてみますと、過去に毎日発生したインフルエンザ感染者の正確な数値の集計等は無いようですが、全国の基幹病院500位の所から報告して貰い、その数値から日本全体の罹患数を予想している統計が有りました。

その数値を見ますと、2019年12月の1か月間に判明したインフルエンザ感染者数は、約250万人~260万人位になるようです。一日平均で8万人強位です。勿論、この数値にはインフルエンザに罹って病院に行っていない人達が全く入っていませんから、実際に感染した人はこの数値よりはるかに多いと思っています。

比べてみて、2020年12月には、新型コロナウイルス感染が判明した人数を、マスメディアやネットニュース等が狂ったように毎日発表していましたが、1日の感染判明数が1万人以上になった事はありませんでした。こちらも、検査していなくても感染している人が多く居る筈ですから、比べても無意味かもしれませんが、少なくとも新型コロナウイルスがインフルエンザより恐ろしい伝染病だとの証明にはなりません。

死者数についても、過去のインフルエンザでの死者数は2016年~2018年迄、年々増加しており、1463人→2569人→3325人となっています。2019年は9月迄の数字しか分かりませんが、3242人が亡くなっていますから、年間では2018年と同じ位の死者が出ている筈です。2020年の新型コロナウイルスで亡くなった人は、3491人ですから比べて大きな違いはありませんし、付け加えるとすれば、インフルエンザは、数千万人が予防注射(ワクチン)をした上での人数です。

このように考えていけば、過去インフルエンザが流行っていた時に、心配していなかった人達は、今回の新型コロナウイルスが流行っていても心配する必要は無く、インフルエンザの時と同じように予防して、普通に生活して行けばよいのではと思っています。