コロナ騒動が始まる前年2019年から数えて20年前の1999年の日本の年間総死者数は982031人でした。2019年は1381093人でしたから20年後には年間で399062人増加する状況になっています。単純に20で割ると毎年約2万人位づつ増加してきた事になります。勿論、単純な平均ですから年によって2万人より多い年や少ない年が有ります。20年間の内、前年比で50000人~60000人死者数が大幅に増加した年が3回あります。2005年、2010年、2011年です。不思議な事に一度年間死者数が大幅に増加するとそれ以降の年から総死者数は減少せず少しづつでも増加しています。
ここからは2019年~前年より大幅な超過死亡(前年比約129000人増加)が発生した2022年迄の年代別死亡率等の比較数値を書いてみます。全ての数値は厚生労働省の人口動態調査の概数から計算したものです。
まずは2022年の数値と死亡率です。
2022年 死者数 10月1日推定人口 死亡率
0~ 9歳 2163人 9029千人 0.023%
10~19歳 1687人 10657千人 0.015%
20~29歳 4401人 11775千人 0.037%
30~39歳 7232人 13009千人 0.055%
40~49歳 21103人 16988千人 0.124%
50~59歳 50402人 17192千人 0.293%
60~69歳 110620人 14811千人 0.746%
70~79歳 311439人 16278千人 1.913%
80~89歳 568100人 9661千人 5.880%
90~99歳 451042人 2544千人 17,729%
100歳以上 40182人 87千人 46.186%
総 数 1568961人 122030千人 1.285%
総数の欄は各年代を足しても合致しません。年齢不詳の死者数等が除かれています。
次に2019年(コロナ騒動が起こる前の年)、2020年(コロナ騒動が起こった年
)、2021年(コロナワクチン接種が開始された年)、2022年(国民全体の80
%以上がコロナワクチン接種済みの年)其々を、上記表と同じ条件で算出した死亡率を書きます。
年間死亡率 2019年 2020年 2021年 2022年
0~ 9歳 0.027% 0.023% 0.023% 0.023%
10~19歳 0.014% 0.015% 0.015% 0.015%
20~29歳 0.034% 0.037% 0.038% 0.037%
30~39歳 0.053% 0.054% 0.053% 0.055%
40~49歳 0.120% 0.122% 0.119% 0.124%
50~59歳 0.292% 0.289% 0.290% 0.293%
60~69歳 0.755% 0.730% 0.725% 0.746%
70~79歳 1.776% 1.760% 1.807% 1.913%
80~89歳 5.624% 5.390% 5.505% 5.880%
90~99歳 16.298% 15.422% 16.347% 17.729%
100歳以上 42.149% 39.668% 40.307% 46.186%
合 計 1.116% 1.113% 1.117% 1.285%
次に2021年と2022年の実際の死者数を70歳未満と70歳以上の2段階に分けて書きます
2021年 2022年 差異
0~69歳 194631人 197608人 + 2977人
70歳~ 1244650人 1370763人 +126113人
合 計 1439281人 1568371人 +129090人
2019年~2022年の4年間の年代別死亡率を見ると、0歳~69歳迄はコロナ騒動が無かった年、コロナ騒動が起こった年、コロナワクチンを接種しだした年、国民の80%が接種済みで一年過ごした年其々で比較して特出した数値は見当たりません。
2019年は1999年以降で年間死亡率(1.116%)は最悪の年です。
2020年は前年比で総死者数が8500人程減少しています。50歳以降の全ての年代で前年より年間死亡率が減少しています。コロナ感染予防の対策をしなかったらどうなっていたのかは誰にも分かりませんから、あくまでも対策をした結果が上記の様な数値になったという事です。
2021年は前年比で総死者数が67000人程大幅増加しています。前年に死亡者数が減少した反動と70歳以上の死亡率が増加している事が要因です。
2022年は前年比で総死者数が129000人大幅増加した内訳は殆どが70歳以上の高齢者でした。70歳以上の死亡率が2021年以上に増加している事が要因です。
2023年はまだ統計が出ていませんが2022年の総死者数より増加する事は間違い無いと思っています。