ひとりの日本人として

2017年に国立社会保障人口問題研究所と言う国の機関が今後の人口の推計を発表しています。その中に毎年の死者数を推計したものが有りますので2016年分から年度別に予想と結果(確定値)の数値を抜粋して行きます。

年間死者数      予想     結果の確定値      誤差     

2016年    1312千人   1307千人     △ 5千人

2017年    1338千人   1340千人     + 2千人

2018年    1364千人   1362千人     △ 2千人

2019年    1390千人   1381千人     △ 9千人

2020年    1414千人   1372千人     △42千人

2021年    1438千人   1452千人(速報値)+14千人

2022年    1460千人

2023年    1482千人

2024年    1502千人

2025年    1522千人

ここで止めておきますが、上記の結果を見れば分かるように2020年が異常な年で有った事は明白です。前に書いたようにこの年はインフルエンザ感染が激減し、代わりに新型コロナウイルス感染が始まった年です。2021年の結果は(速報値)ですからこの数値から毎年のように(確定値)に修正する為には10000人以上を引く必要が有ります。そうすると誤差は数千人です。

国の機関の推計結果から見ても、この新型コロナウイルス感染がインフルエンザ感染よりも危険な伝染病だとの話にはならず、むしろインフルエンザ感染の方が危険だったとの話になります。