ひとりの日本人として

前回の記事で、2019年にインフルエンザで亡くなられた人数が正確には分からないと書きましたが、別の統計に書かれていました。2019年にインフルエンザで亡くなられた人は3575人でした。

厚生労働省の統計では、2020年1月のインフルエンザ感染判明者数は、270万人~280万人位になりますから、1日平均約9万人位です。2021年1月現在、テレビやネットで新型コロナウイルス感染者(未だに判明数と言わずに感染者と言っています)が、今日は過去最高で四千数百人出たと言ったり書いたりしていますが、現状の数値は全く驚くには値しません。

2019年1月には1500人以上の人がインフルエンザで亡くなられていますから、1日に40~50人が新型コロナウイルスで亡くなられたとしても、驚く数値ではありません。過去、インフルエンザに感染したり、亡くなられる人の数値が最大になるのは毎年1~2月ですから、これから2月位迄はマスメディアやネットが新型コロナウイルスについて煩く言うと思っています。その後、新型コロナウイルスの影響がどうなっていくのかは、誰にも分かりませんが、少なくとも現在迄は想定の範囲内であり、いつもの年と同じに考えて生活すればと思っています。