ひとりの日本人として

物を作る人、物を運ぶ人、物を売る人、様々なサービスを提供する人、即ち身体を使って働いている人達が、日本を動かしているのです。頭で仕事している人達が動かしているのではないのです。

頭を使って上に立つ人は少人数で良いんです。その様な人が多くなればなるほど派閥を作ったり、足の引っ張り合いをして日本社会を駄目にしているのです。

今の日本社会は、日本を動かしている人達に満足な報酬を与えていないから、多くの問題が噴出しているのです。勿論、きつい、きたない、きけんと言われる3Kの仕事をする人達にも満足できる報酬が必要です。日本を動かしている現場の人達に、頭脳労働者より多くの報酬がはいるように社会の仕組みを替えていけば、当然国力は上がり、其々の仕事で働こうとする人達が増えるのです。

少子化で働く人が少なくなっているから外国から労働者を受け入れていると、言っている人達がいますが、大きな間違いです。日本人の多くが報酬の多い頭脳労働を目指すから、日本を動かしている最も大切な仕事をする人達が居なくなっているだけです。

具体的には、日本を動かしている人達への大幅減税、頭脳労働者への大幅増税、頭脳労働者市場の縮小、移民政策の廃止等、今の日本の現状と全く正反対の政策をすれば良いと思っています。