ひとりの日本人として

人間関係の基本は親子関係です。その関係が壊れたら他の様々な関係も当然の様に壊れて行くと思っています。

今、結婚しない、子供を産まないという人達が増えていると思っています。様々な記事(婚姻率や出生率等)から見ても事実です。人口が増えすぎれば当然淘汰が始まりますが、その前に「種の保存」が出来なければ、その先にあるのは「種の滅亡」だけです。

子供を産まないと言う事は、自分の種を残さないと言う事です。一人っ子なら両親の種を残さないと言う事です。子供を産むと言う事は、親から受け継いだ種を子供に引き継ぐ事と、子孫に夢と希望を託す事だと思っています。発展途上国の人達が、多くの子供を産んで人口を増やしているのは、その理由が大きいと思っています。

自分が死んでいく時に、子供や孫が生きていれば、自分の種の可能性を未来に託す事で安心して旅立てると思っています。子供や孫の出来不出来は関係ありません。種を引き継いでいく事が大切なのです。

この様な話をしますと、産みたくても産めない人達の事を考えろと言われるかもしれませんが、この世の中で男は全員子供を産む事が出来ません。男でも女でも異性が相手をしてくれない人達が沢山いますが、その人達の事はどう考えれば良いのでしょう。海外では、お金さえあれば様々な方法で種を残す事は可能ですから、自己責任でその方法を取る為に努力するのも一つの解決案です。又、子供を持てない人達は、子供を産み育てている自分の周りの人達を、助けていくのも一つの生き方だと思っています。