ひとりの日本人として

人間には他人の心を読み取る能力は無いと思っています。

どれ程近い間柄(親と子、夫と妻)でも程度の差は有りますが、殆ど同じ状態だと思っています。相手の気持ちが分かっていると錯覚したまま年月が過ぎていくと、思わぬ不幸になる事が多々あると思っています。

ならどうすれば良いのかと言えば、自分も相手も無知であり、価値観や考え方が違う別の人間である事を念頭に、自分の考えを押し付けず、様々な会話をしていくしか方法は無いと思っています。

 

子供が不登校になったり、子供や社会人がひきこもりになり、酷い時には事件として記事なる事は、どの家庭でも起こり得ると思っています。

今の社会では、不登校になった人や、引きこもりになった人に焦点を当あてた記事が殆どではと思っています。本人が勉強をしたくないとか、働きたくないとかの理由なら、それは本人や家族で解決するべき問題ですが、他人が原因(苛め等)を作っているのなら、その人達に焦点をあてた記事を書くべきだと思っています。学校や会社等で苛めをしている愚か者が居なくなれば、被害に遭った人達が苦しんだり、世間の晒し者なる必要が無いのですから当然の事だと思っています。

苛めをする人達を少なくする方法は、沢山有ると思います。

例として挙げれば、学校で苛め等の相談が有った時は、真偽を調査してから、そのクラスで担任か責任ある教師が、刑法の講義をすれば良いのではと思っています。

人の物を隠すのは窃盗罪です。人を脅すのは恐喝罪です。人に暴力を振るうのは暴行罪です。主導者に引きずられて手を貸す人も同罪です。社会に出たら逮捕されて刑務所に入らなくてはならない犯罪だと講義すれば良いのです。子供は愚かですから軽い気持ちで犯罪を犯してしまいます。罰せられないまま大人になると、それが許される行為だと錯覚するかもしれません。

社会人の場合は経営者自身に問題が有る事も有りますから、内緒で録音や録画をして、その場は抵抗せずに、後で警察へ訴えれば良いのです。

「お金を失う事は小さく失うことである、名誉を失う事は大きく失うことである、勇気を失う事は全てを失うことである」