ひとりの日本人として

今回は新型コロナウイルス感染症のワクチンについて書きます。過去にも数回このワクチンについての疑問点を書きましたが、今回でこのワクチンについて書く事を最後にするつもりです。

政府の方針では首相自ら先頭に立ってワクチン接種を推進していますが、ネットで見る専門家等の意見は、分かれているようです。

まず第一に考えなくてはならないのは、このワクチンが日本人にどの様な効果が有るのかだと思います。多くのワクチン接種者は厚生労働省の発表による「接種した方が感染率や重症化率、死亡率が下がる」との情報を根拠に接種したと思っています。ところが今年の4月に厚生労働省が統計数値を突然変更した結果、年代によってはワクチン接種者の感染に対する優位性が殆ど無くなる数値となっています。変更した理由はPCR検査で陽性になった人にする調査の中にワクチン接種の有無の項目が有り、ワクチン接種者は接種日を記入しなくてはならず、覚えていなくて接種日不明とした人をワクチン未接種者として計算していたからとの発表です。その様な回答(接種済みと答えて接種日が不明と回答)をした人の割合が全体の8割位有ったとの情報も有ります。又、変更後の統計はその分の数値を未接種者数から差し引いて計算したとの事ですが、引くだけではなく接種者数に足して計算しなくてはならないのは当然だと思っています。感染率が変わるとその数値を基に計算した重症化率、死亡率も当然変わってきます。

次に思うのは、どれだけの期間を空けてワクチン接種が必要なのかです。インフルエンザワクチンの様に年一回で有れば今迄と同じ考えでワクチン接種をする人はすれば良いし、していなかった人はする必要が無いと思っていますが現在の勢いでは年に2~3回ワクチン接種をしないとならない状況です。その状況が正常な社会とは思えません。

次に別視点で考えると、そもそもこのワクチン接種が必要なのかという事です。日本の現状は以前にも書いたようにワクチンや治療薬が無かった2020年は年間死者数が減少し、ワクチン接種率が80%を超え治療薬も複数出来た2021年は年間死者数が大幅に増加し、2022年の2~3月には前年比で異常に死者が増加しています

又、海外では日本の様にワクチン接種が進んだ国と遅れている国が有りますが、其々の国の現状はどうなっているのでしょう。ワクチン接種が遅れている国の多くが悲惨な状態になっていると証明してからワクチン接種を進めて貰いたいと思っています。

最後に、ワクチン接種しないと他の人に感染させるという話が有ります。ワクチン接種しても感染、重症化、死亡するという事は判明しています。又、ワクチン接種していても他の人に感染させるという事も判明していますから、接種者と未接種者のどちらの方が他の人に感染させる割合が多いのかが問われていると思っています。公には人体実験が出来ませんから未接種者が接種者より他人に感染させる割合が高いと発言している科学者等は、何らかの前提条件を決めて証明しているのでしょう。その前提条件が正しいのか分かりませんし、他人に感染させた時の状況が全く同じという事は一つも有りません。その時の空気の流れ、距離、免疫力や健康状態等、あらゆるものが違いますから極めてあやふやな証明だと思っています。

結論として、このワクチンは接種しないと不安で仕方が無い人は自己責任で接種すればよく、接種したくない人が接種する必要はない。又、生命に関する事で他人や組織が同調圧力をかけるなどもっての他だと思っています。