ひとりの日本人として

日本国内では毎日3~4000人の人が亡くなっています。

今回の新型コロナウイルスが原因で今年に入って四か月半過ぎた段階で亡くなった人は700人台ですから、このまま推移していくと年間1~2000人位の人が亡くなる可能性が大きいと思っています。年間130万人以上が亡くなる日本で、2000人の割合は0.15%位です。ちなみに癌で亡くなる人は年間3~40万人位ですから一日に約1000人位の人が癌で亡くなっています。

ネットやマスメディアを見ていると、「ウイルス検査が少なすぎる」「やる事が全てにおいて遅い」「無駄な施策が多い」等散々な批判ばかりで、褒めている内容の記事は見当たりません。これをおかしいと思わないでいる人達が理解できません。

他国では、このウイルスで日本とは比較にならない位多くの人が感染して亡くなっており、現在でも収まる気配が見えませんが、其々の国の指導者は様々な記事を見ても、責められている様子はあまり見当たりません。抑える事に成功している国の指導者が責められ、失敗している国の指導者は責められていない。この理由が私には分かりません。

日本の政府のウイルス対策が良かったのか悪かったのかは、まだ確実な事は分かりませんが、これまでは感染者数や死者数を抑える事に成功している国で有る事は紛れもない事実です。個人的には日本のウイルス対策は大変良かったと思っています。

これから先に又増えていくと言う人達がいますが、それはいつの事で、どれ位の規模で増えていくのでしょう。100万人も亡くなるのでしょうか。1000万人も亡くなるのでしょうか。未来の事は誰にも分かりませんから、そんな心配をしていくより、現在終息に向かっている事を喜んで、順次元の生活に戻って行けば良いと思っています。今後感染者が増加してきて亡くなる人が出てきても、今回と同じような規模なら、日本の年間総死者数から見たら、誤差に等しい数値だと思っています。