ひとりの日本人として

今、ネットやマスメディアで様々な発言をしている人達が一定数います。この人達の数は日本国民の中で、どれ位の割合なのでしょう。5割以上とはとても思えず、私は1割にも満たない極少数の人達しか発言していないと思っています。その他の大部分の国民は発言している人達の意見しかネットやマスメディアで見聞き出来ませんから、その意見が多くの日本国民の意見だと錯覚してしまいます。

確実な未来の事は誰にも分かりません。当然政府の中の誰一人分かっている人はいません。政府の政策の中に、反対や要望が多く出るほど、政府は方針を変更して行きます。国会議員は人気商売であり、人気が無くなれば選挙で落選しますから、それを避ける為には当然の話です。

問題なのは、様々な批判や反対意見を発言をしている人達の内容の正誤が分からないという事です。賛否が分かれる政策が殆どであり、賛成の人がいると同時に、反対の意見の人も必ずいます。それを気にしていたら何も出来ません。

未来の事が分からなくても、間違っていたとしても、より良い未来を目指して様々な政策を立案し実行していく行為が政府には必要だと思っています。批判をしたり間違ったと後で分かって責める人達よりも、間違ったとしても実行して行く人達の方が社会には必要であり尊いと思っています。