ひとりの日本人として

戦後教育の問題は多く有ります。今回は「親に感謝」「年長者を敬う」事を教えなかった事の問題を書いていきます。

親は子供に命を与えてくれます。多くの親は無償で子供を育ててくれます。多くの親は無償で子供に教育を受けさせてくれます。親に感謝している人と、感謝していない人の割合は誰にも分かりませんが、感謝する事を教えないと、感謝しない人が多く出て来ます。

子供は親の言動を見て育ちます。親がその親に感謝せず大切にしていない言動をしていたら、その姿を子供は見ています。そして自分が親になった時、同じ言動をする様になります。戦後74年経った現在、子供の親、その親、そのまた親位迄が、戦後教育を受けて育っていますから、親に感謝せず大切にしない人達が増え続けていると思っています。

現在、親子間の様々な事件や問題行動が多発していますが、この様な戦後教育が大きな影響を与えていると思っています。

 

若い時は、年老いた自分を考える事をしません。いつまでも若い状態が続くと錯覚しています。老人の経験をしていないのですから当然の事です。

将来いつか老人になる事を理解できないのは、仕方がありませんが、老人を邪魔者にしたり、悪しざまに言う人達は、将来の自分に向かって唾を吐いていると理解する必要があると思っています。