ひとりの日本人として

相変わらず事件や事故の報道が多く有ります。前にも書いたように犯罪は減ってきています。そして、年間の自動車事故の死者数及び、自殺者数も減ってきています。警察庁の発表する犯罪統計で、犯罪数を平成20年と平成30年とで比較しますと

犯罪認知件数         1826500件→817338件

凶悪犯(殺人、強盗、放火、強姦等) 8630件→4900件

粗暴犯(暴行、傷害、脅迫、恐喝等)69113件→59139件

犯罪による死者数          1230人→690人

抜粋すると以上になります。1日に換算すると毎日平均、犯罪は2239件、その内凶悪犯罪は13.4件、粗暴犯罪は162件起きています。この件数は認知件数ですから実際の犯罪はこの数字より遥かに多く起こっていると思いますが、それはどの年でも同じ条件ですから減ってきている事は間違いないと思います。

この中からマスメディアは、事件や事故が減って世の中が、良くなってきている事を知らせず、其々の報道を垂れ流している為、公平な報道とは言えず、人々に世の中が悪くなっているとの印象を与える結果になっていると思います。