ひとりの日本人として

今回は「男女同権」「男女平等」「男女差別」について書いていきます。

「同権」「平等」「差別」を考える前提条件は「能力」であると思っています。

では人間の男性と女性は同じ「能力」なのでしょうか。

①動物の最大の能力である「出産」能力は女性のみが持つ。

②相対的に男性の方が「力」は強い。この能力の違いによって人間社会では愚かな男性が女性に暴力や脅迫等で様々な問題行動に出る。

③相対的に「脳」の構造が違う。例を挙げれば男性は物事を全体からおおまかに覚える傾向が強く、女性は部分を鮮明に覚える傾向が強い。

上記の3つ以外にも違う部分は無数に有ると思いますが上記だけで考えても

①と②については男性が「出産」する能力を持ち、男性と女性が同じ位の「力」を持つ必要が有りますから、現在では「同権」「平等」「差別」を無くする事は不可能です。

そもそも現在の日本社会で、男女間の権利や差別について真面に抗議している女性がどれ位の割合でいるのでしょう。殆どの女性は無関心か、自分達の利益になるので黙っていようとしている人達ではないのかと思っています。日本で起こっている現象は男女間の対立で有り、男性による女性に対する不信感、結婚をしようとしない男性の増加です。世の中で起こる男女間の事件等は②が有る限り未来永劫無くなる事はありません。

日本の状況は、社会では法律等で②については罰則を科してある程度の抑制が出来ていますが、家庭内の出来事は闇の中ですから罰則を科し辛い状況です。では家庭内の事に国や社会が口を出す様になればいいのかと問えば、そんな愚かな事を多くの日本人は望んでいないでしょう。男性と女性は同権、平等、差別を考えて対立するのではなく、誠実、信頼、愛情を考えて協力して其々の違う能力を使いながら個々の幸福追求と、住みやすい日本社会を実現するべきではと思っています。