ひとりの日本人として

2022年1月の人口動態統計(速報値)が出たので書いておきます。 その前に2022年1月~2月迄の新型コロナウイルス陽性者の死者数を書いておきます。

2022年 1月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は  423人です。

2022年 2月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は 4855人です。

陽性になった人全員が新型コロナウイルス感染者では無いという事と、亡くなられた人全員の死因が新型コロナウイルス感染とは限らない事を、念の為毎回書いておきます。

2022年2月だけを見ると亡くなられた人が4855人と過去最大ですが、寒い時期(11月~2月)で考えると前年の数値(2020年11月~2021年2月)は6125人で、今年(2021年11月~2022年2月)は5403人となりますから減っている事になります。それにしても今迄の政府の方針から見て、普通に考えたら2月に過去最大の4855人の新型コロナ陽性者の死者数が出ており、今月も26日時点でPCR検査陽性者の死者数が4049人になっている時に、全ての規制を解除するという今回の方針は何を基準にしているのかさっぱり分かりません。勿論、私見では過去ずっと書いているように全ての規制を止めてみないと、今回の新型コロナウイルスの危険性が分からないと言っていますから、言っている通りの状況になりつつあると思っています。

それではここ6年分の総死者数(速報値)を比較の為に書いていきます。

        1月の死者数   前年2月~1月迄の総死者

2016年  125424人     1291799人

2017年  135091人     1328679人

2018年  138710人     1355817人

2019年  141292人     1377347人

2020年  132622人     1385247人

2021年  140844人     1392766人

2022年  143992人     1455437人

・1月の死者数は昨年に比べて3148人増加しています。1月に新型コロナウイルス陽性で亡くなった人は423人ですから2725人増加分については原因は現在では分かりません。

 

・1~12月迄の年間の総死者数(速報値)から見た1月の死者数の割合で比較していきます。今年の総死者数はまだ分かりませんから、今年の予想値(確定値の私見分1440000人と国の予想分1460000人)で計算してみます。

2016年 125424÷1319012(年間死者数速報値) = 9.50%

2017年 135091÷1352198(年間死者数速報値) = 9.99%

2018年 138710÷1374765(年間死者数速報値) =10.08%

2019年 141292÷1393917(年間死者数速報値) =10.13%

2020年 132622÷1384544(年間死者数速報値) = 9.57%

2021年 140844÷1452289(年間死者数速報値) = 9.69%

2022年 143992÷1440000(私見年間死者数予想)= 9.99% 

2022年 143992÷1460000(国の年間死者数予想)= 9.86% 

今年の1月は例年通りであったと言えます。