ひとりの日本人として

2021年10月の人口動態統計(速報値)が出たので書いておきます。 その前に今年1月~11月の新型コロナウイルス陽性者の死者数を書いておきます。

2021年 1月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は2261人です。

2021年 2月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は2144人です。

2021年 3月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は1280人です。

2021年 4月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は1066人です。

2021年 5月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は2817人です。

2021年 6月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は1724人です。

2021年 7月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は 410人です。

2021年 8月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は 876人です。

2021年 9月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は1584人です。

2021年10月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は 614人です。

2021年11月にPCR検査で陽性になった人で亡くなられた人は  93人です

陽性になった人全員が新型コロナウイルス感染者では無いという事と、亡くなられた人全員の死因が新型コロナウイルス感染とは限らない事を、念の為毎回書いておきます。

 

それではここ6年分の総死者数(速報値)を比較の為に書いていきます。

      10月の死者数 1~10月迄の死者計 前年11月~10月迄の総死者

2016年 110312人  1080871人   1306193人

2017年 111154人  1110436人   1348577人

2018年 114087人  1135171人   1376933人

2019年 114284人  1147219人   1386813人

2020年 118038人  1132904人   1379602人

2021年 120781人  1195457人   1447097人 

・10月の死者数は昨年に比べて2743人増加しています。10月に新型コロナウイルス陽性で亡くなった人は614人ですから2129人増加分については原因は現在では分かりません。

・1~12月迄の年間の総死者数から見た10月迄の死者数の割合で比較していきます。今年の総死者数はまだ分かりませんから、今年の予想値(1420000人~1447352人)から一番少ない1420000人と一番多い1447352人で計算してみます。

2016年 1080871÷1319012(年間死者数速報値)=81.94%

2017年 1110436÷1352198(年間死者数速報値)=82.12%

2018年 1135171÷1374765(年間死者数速報値)=82.57%

2019年 1147219÷1393917(年間死者数速報値)=82.30%

2020年 1132904÷1384544(年間死者数速報値)=81.82%

2021年 1195457÷1420000(年間死者数予想小)=84.18%

2021年 1195457÷1447352(年間死者数予想大)=82.59% 

10月迄の結果ですから一年の六分の五が経過し残りは2ヶ月分だけです。今年の年間死者数速報値が1430000人位(速報値ですから確定値より毎年10000人位多いです)の数値が出れば非常に喜ばしい話でしたが現状の推移を見る限りそんなに甘くなかったようです。

日本全体を考えた時、新型コロナウイルス感染での死者数より日本全体の死者数が重要なのは当然の事です。今年の死者数が大幅増加している原因が昨年の反動だとは思っていますが、新型コロナウイルス感染以外のコロナ騒動による様々な状況が悪影響を及ぼしている可能性も有り得ると思っています。