ひとりの日本人として

相変わらず、マスメディアやネットでは新型コロナウイルス感染判明数だけを見て増えてきたと騒いでいます。検査数を増やすと言われていたのですから、判明数が増えるのは当然とは思わないのが不思議です。勿論、実際に感染者数が増えている可能性も有りますから総合的に見て判断する必要が有るとは思っています。

濃厚接触者や症状が出ている人達を検査するのと、全く関係無い人達を検査するのとでは、当然感染判明率は違ってくると思いますが、総検査数は現状を判断する上で欠かせない情報のひとつだと思っています。感染判明者数より感染判明率の推移の方が、現状を知る上で大切な情報です。又、感染者がいくら増えても症状が無い人達なら、他人にうつさないように生活をして貰えば良いだけだと思っています。

騒いでいる国民は、このウイルス騒動を正しく理解しているのでしょうか。

・毎日感染判明者数が発表されますが、その判明した人達は検査を2回以上しているのでしょうか。

・最近の感染でなく、ずっと前に感染していた人も検査で陽性になる事を知っているのでしょうか。

・若い人は感染しても殆どの人が無症状か、軽い症状で治ってしまう事を知っているのでしょうか。

・東京都でも新型コロナウイルスに感染して重症化している人が日々少なくなっている事を知っているのでしょうか。

・半年過ぎても、このウイルスで亡くなった人が日本全体で1000人にもならない事を知っているのでしょうか。(日本全体での死者は、この半年で60~70万人です)

 

現在の状況は世界全体でも、検査数を多くしている米国でも、検査数が少ないと言われている日本でも、死亡率は約5%位であまり違いはありません。即ち、これからいくら検査数を増やして感染者数を増やしていっても、あまり状況に変化が出ない可能性もあると思っています。あるのは国民のストレスを増やすだけではないのでしょうか。